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X線透視検査

X線透視検査とは

X線透視検査とは、放射線を使い体の内部構造をリアルタイムで観察し、撮影する検査です。必要に応じて造影剤を使用する場合もあり、当院では主に以下のような検査を行います。

•  骨折時の整復検査。
•  バリウム造影剤と発泡剤を用いて行う胃透視検査
•  バリウム造影剤を用いて、物を食べたり飲み込んだりするときの口や喉の動きを調べる嚥下造影検査。
•  内視鏡やヨード造影剤を用いて膵臓や胆嚢、胆管の病気を診断するERCP(Endoscopic Retrograde Cholangiopancreatography:内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)。
•  その他にも、瘻孔造影検査、イレウスチューブ挿入、注腸造影検査などがあります。

検査の流れ

①着替えが必要な場合はご案内いたします。
②検査部位により息を止めて撮影をおこないます。
③必要に応じて造影剤を使用する場合があります。
④検査時間は通常20分程度で、検査内容により60分程度かかる場合もあります。

注意事項

妊娠している方、またはその可能性がある方はお知らせください。
撮影する部位に湿布や金属(ファスナー、アクセサリー、ブラジャー)、ボタン、カイロなどがある場合は取り外してください。
検査当日は着脱しやすく、金属の少ない服装でお越しください。
造影剤を使用する検査では、検査前に食事の制限や薬の服用などをお願いする場合があります。
胃透視や注腸検査では、胃や腸の蠕動(ぜんどう)を抑えるため薬を注射します。以下の3つに該当する方は注射できない場合がありますので事前にスタッフへお伝えください。
•  心臓病の方
•  緑内障の方
•  前立腺肥大の方

また、バリウム造影剤を用いる検査を受けられた方は、検査後に下剤が処方されますので、指示に従い内服してください。翌日になっても排出されない場合は連絡をお願いします。

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