生活困窮者支援事業について

当院では生活困窮者支援事業に取り組んでいます。

生活に困っていても必要に応じ医療を受け、天寿をまっとうできる世の中であってほしい。
そのような「施薬救療」の精神のもと、明治天皇の御心で誕生したのが済生会です。
現在、済生会では生活困窮者支援事業に取り組んでいます。

生活困窮者支援事業(なでしこプラン)とは

昨今の社会経済情勢の中で、無料低額診療事業の対象者や、様々な問題で医療・福祉サービスを利用できない人々が減少するどころか、むしろ増加しつつあるという認識から、これらの人々に対する支援を行うため、平成22年度から全国の済生会(41都道府県、全376施設、全職員約49,000人)一丸となって、生活困窮者支援事業(なでしこプラン)を積極的に展開しています。
事業の例を挙げますと、ホームレス、スラム街の居住者、刑務所からの出所者、DV被害者、在留外国人などの生活困窮者全般を対象とし、巡回診療や訪問看護、無料健康相談所の設置など、施設外へ出かけ積極的に活動しています。
また、支援の推進を図り、より効果的なものにする為、行政、社会福祉協議会、地域包括支援センター、民生委員児童委員協議会、介護事業所等との連携強化にも取り組んでいます。
これから、当院での具体的な取り組みついてご説明致します。

当院で行っている生活困窮者支援事業について

①福祉サービス利用者に対する予防接種費用の一部減額事業

福祉サービス(身体障害、知的障害、児童養護等)を利用されている方々に対して、インフルエンザ予防接種の一部負担金を減額して接種を行っています。

②過疎地域の移送支援事業

生活困窮者かつ要介護状態の方で、家族の支援が困難な患者さんに対して
当院外来受診時の送迎を行っています。

③訪問健康相談事業

当院では、各地区の公民館や集会場に出かけ、出前健康講座を行っております。
それに合わせ講座終了後、健康相談会を行っています。

④関係機関への特別診療券の設置依頼と積極的な連携事業

警察署、法務局、ハローワークなどへ無料低額診療事業についての広報活動(特別診療券の配布)を行い、積極的な連携に努めています。

⑤生活支援連携協議会の開催

市役所担当課、社会福祉協議会、地域包括支援センター、民生委員児童委員協議会と連携し、定期的に生活困窮者支援(医療・介護・福祉について)の為の協議会を開催しています。

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